2012年7月16日月曜日

今日は・・新築祝いのタンブンです・・・

前にも・・触れたと思いますが・・タイ人とワット【お寺】との関係は・・ちょっと日本人には理解できないとこが・・たくさんあるかもしれませんが・・とにかく・・なにかあるとタンブンです。

本当にスゴイです。

葬式・結婚式・出産・新築祝い・・・・・数えたらきりがないぐらいあります。

そして・・お坊さんの方も・・それに応えて・・いつでも・・どんな所でも出向いてくれます。

本当に・・住民とワット【お寺】が一体になっていると思います。

僕は・・とてもいい関係だと思います。

だから、タイ中・・どこに行っても・・本当にワット【お寺】がたくさんあります。

どんな小さな村でも・・ワット【お寺】は必ずと言っていいぐらいにあると思いますよ。

今日は・・ある家の新築のタンブンをちょっと紹介します。

この家の場合は・・三日間かけて行われました。

初日は・・写真左の白い仏塔と木造の祠です。

白い仏塔がブディズムで・・木造が御先祖でタイ古来のピー【霊】を敬う世界です。

だいたいタイの家には・・この二つが一緒にあると思います。

この儀式を取りしきってくれる人がいて・・その人がすべて用意してくれます。

朝早くに行き・・その人の指示のもとに執り行います。

時間は20分ほどで終わります。

二日目は・・夕方4人の御坊さんが来て執り行います・・これは厄払い的な意味合いみたいです。

時間は小1時間ほどです。

三日目がメインみたいで・・朝早く5人の御坊さんが来て・・かなり長い御経を唱えていました。

御経はサンスクリット語で唱えます。

けっこう長い時間でしたが・・5人がハモッテ唱えていますので・・なんか歌を聴いているような・・不思議な心地よさを感じました。

正直言って・・ちょっと感動しました。

御坊さんたちは・・それぞれ違うワット【お寺】の一番上の住職が来ているそうです。

これも仕切ってくれている人が・・すべて手配してくれています。

この方は・・元御坊さんで・・当然サンスクリット語で御経を唱える事も出来ます。

御経の後・・まず御坊さんが食事を取り・・御坊さんが食べ終わった後に・・僕達も食事に入ります。

この日は何だかんだで・・2時間ほどかかりましたが・・一般のタイ人の家庭は・・この後2,3日宴会が続くそうです。

ここ北タイ・・チェンライは・・お酒の好きな人が多くて・・なにかと云うと・・すぐ宴会が始まってしまいます。

話は・・ちょっと違うんですが・・僕が以前住んでいたパタヤで一番大きなワット【お寺】がありまして・・
そこのナンバー2の御坊さんが・・ある日僕たちがタンブンに行くと・・御坊さんを辞めて・・普通の人に戻ると言い出しました。

理由を聞くと・・ジーパンをはいて見たいからだと答えました。

それを聞いた時・・僕と奥さんは・・なんか嬉しくなってきちゃいました。

やっぱ・・タイっていい国だと思いました。。。

2012年7月11日水曜日

ノーマイトムとノーオー・・どちらも新鮮なタケノコを使います。

今日は、とてもシンプルなタケノコ料理を紹介します。

ここチェンライには・・新鮮なタケノコがいつでもたくさんあります。

そして値段もビックリするぐらい安いです。

左の黄色い方が・・ノーマイトムです。

とても簡単で・・新鮮なタケノコを・・ただ湯がくだけです。

右の白い方が・・ノーオーです。

これは、お米のとぎ汁に一晩漬けておくそうです。

そうすると・・味に少し酸味が出て来てきます。

それを・・白いご飯と一緒に・・一味とか・・ナムピック(プラスチック容器に入っているチリペイスト)をつけて食べます。

こう云う食べ物は・・レストランなどではなかなか食べる事が出来ません。


ノーオーは、タラート【市場】で10バーツで買った物です(一味付)。

ナムピックは、自家製で・・どちらも奥さんの友達が作っています。

値段は・・どちらも10バーツです。

ノーマイトムは・・友達からいただいた新鮮なタケノコを・・奥さんが湯がいて・・マクーアクロップ(なす)クラティーンも頂き物です。

もしチェンライに来られたら・・本当はこう云う食べ物を食べてほしいと思うんですが・・ちょっと難しいかもしれませんね・・・

いつかそう云う場所を提供したいと思います。

シンプルですが・・本当に美味しいですよ・・・

ただ・・写真左のナムピックは・・美味しいですが・・辛いです。

危険水準を通り越してるかも知れません・・

僕も奥さんもハーハーいいながらも・・しっかり食べましたがね・・・

2012年7月5日木曜日

大きい木です・・ちょっとビックリもんです・・・

2,3日前に・・奥さんの友達に誘われて・・ゴム林を見に行って来たんですが・・帰りがけに寄った遺跡みたいなところです。

僕の家から車で20分ぐらい行った所なんですが・・初めて見た時・・あまりの大きさに・・ちょっとビックリしちゃいました。

ナーム・メーコック(コック川)の辺にあって・・周りは田んぼバッカです。

本当に静かな田園風景の中にあるので・・逆にちょっと分かりずらいかもしれません。

この大木は・・ちゃんとした遺跡みたいです。

今から600年ほど前の話だそうですが・・時のチェンライの王様が亡くなり・・ナーム・メーコックを船で下り・・この場所に埋めたそうです。

そして・・その場所から・・この木は・・時間をかけて・・今の大木に生長したそうです。

ちょっとロマンがあって・・こう云うお話って・・いいですね~・・・

でも・・実際に後ろに回って見ると・・古いレンガの崩れたのがあって・・遺跡の面影を残しています。

いずれにしても・・この木を見れば・・樹齢600年ぐらいたっていると・・分かると思いますよ・・・

今、ここチェンライに住んでいる日本人でも・・ゴム園したり・・田んぼを買ったりして・・ちょっと・・おこずかい稼ぎをしている人もいるみたいです。

タイ・チェンライのこういった場合・・仕事は他の人に全部やってもらい・・収穫は折半

だいたいが・・この仕組みに当てはまると思います。

僕はとてもいい仕組みだと思います。

お金を持っている人が・・土地を購入して・・でも・・お金のない人でも・・その土地を借りて・・自分でやって・・収穫を折半する・・簡単明瞭で・・とてもいい仕組みだと思います。

たぶんタイは・・どこに行ってもこの仕組みがあるんじゃないかと思います。

これがあるので・・タイの田舎は・・どんどん大きくなって・・過疎と云う言葉がないんじゃないかと思います。

日本の農業は・・これから先・・どういう風になっていくんでしょうかね~・・・

日本は・・自然が豊かで・・とても美しい国だと思いますので・・頑張ってほしいと思います。