前にも・・触れたと思いますが・・タイ人とワット【お寺】との関係は・・ちょっと日本人には理解できないとこが・・たくさんあるかもしれませんが・・とにかく・・なにかあるとタンブンです。
本当にスゴイです。
葬式・結婚式・出産・新築祝い・・・・・数えたらきりがないぐらいあります。
そして・・お坊さんの方も・・それに応えて・・いつでも・・どんな所でも出向いてくれます。
本当に・・住民とワット【お寺】が一体になっていると思います。
僕は・・とてもいい関係だと思います。
だから、タイ中・・どこに行っても・・本当にワット【お寺】がたくさんあります。
どんな小さな村でも・・ワット【お寺】は必ずと言っていいぐらいにあると思いますよ。
今日は・・ある家の新築のタンブンをちょっと紹介します。
この家の場合は・・三日間かけて行われました。
初日は・・写真左の白い仏塔と木造の祠です。
白い仏塔がブディズムで・・木造が御先祖でタイ古来のピー【霊】を敬う世界です。
だいたいタイの家には・・この二つが一緒にあると思います。
この儀式を取りしきってくれる人がいて・・その人がすべて用意してくれます。
朝早くに行き・・その人の指示のもとに執り行います。
時間は20分ほどで終わります。
二日目は・・夕方4人の御坊さんが来て執り行います・・これは厄払い的な意味合いみたいです。
時間は小1時間ほどです。
三日目がメインみたいで・・朝早く5人の御坊さんが来て・・かなり長い御経を唱えていました。
御経はサンスクリット語で唱えます。
けっこう長い時間でしたが・・5人がハモッテ唱えていますので・・なんか歌を聴いているような・・不思議な心地よさを感じました。
正直言って・・ちょっと感動しました。
御坊さんたちは・・それぞれ違うワット【お寺】の一番上の住職が来ているそうです。
これも仕切ってくれている人が・・すべて手配してくれています。
この方は・・元御坊さんで・・当然サンスクリット語で御経を唱える事も出来ます。
御経の後・・まず御坊さんが食事を取り・・御坊さんが食べ終わった後に・・僕達も食事に入ります。
この日は何だかんだで・・2時間ほどかかりましたが・・一般のタイ人の家庭は・・この後2,3日宴会が続くそうです。
ここ北タイ・・チェンライは・・お酒の好きな人が多くて・・なにかと云うと・・すぐ宴会が始まってしまいます。
話は・・ちょっと違うんですが・・僕が以前住んでいたパタヤで一番大きなワット【お寺】がありまして・・
そこのナンバー2の御坊さんが・・ある日僕たちがタンブンに行くと・・御坊さんを辞めて・・普通の人に戻ると言い出しました。
理由を聞くと・・ジーパンをはいて見たいからだと答えました。
それを聞いた時・・僕と奥さんは・・なんか嬉しくなってきちゃいました。
やっぱ・・タイっていい国だと思いました。。。
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